乾癬の原因

乾癬の原因について

乾癬の原因については様々な研究がされていますが、まだはっきりとしたものは解明されていませんでした。しかし、ここ最近の研究では表皮細胞の異常な増殖と、これに免疫の異常が重なることで炎症が起こって乾癬を発症するという説が有力となってきました。

特に注目されているのが免疫異常で、免疫は細菌やウィルスなどの異物が体内に侵入するのを防ぐ大事な防御システムですが、このシステムに異常をきたすことにより、異物ではなく自分自身を攻撃して炎症を起こしてしまいます。

また、乾癬になりやすい体質に加え、そこに感染症や精神的ストレス、薬剤などの様々な要因が加わり発症すると考えられています。そして、血縁の家族に乾癬が見られる傾向があり、体質による影響というのは非常に高いと考えられていますが、日本の調査では家族内に乾癬の人がいる場合の発症率は5%と多くはありません。

乾癬が起きやすい体質として、扁桃腺炎(へんとうせんえん)などの感染症、薬物、外傷などの外的因子や、肝臓病や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、肥満、精神的ストレスなどの内的因子が複雑に絡み合って発病したり、悪化したりすると考えられています。

戦後に増加した病気で、もともとは欧米人に多い病気であることから考えて、食事の欧米化が関係しているのではないかと推察されています。

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